園庭の遊具や玩具はあえて少なくしています。それは、自分たちで遊び方を考えたり視点を変えて楽しんだりする経験を大切にしてほしいから。共同生活の中でたくさんの「気づき」を通して、子どもたちが健やかに育つよう、寄り添います。

子どもたちの行動を“見守り”、良さや得意分野などの個性を“見出し”、長所を見つけたら“褒め”、保護者の方とも連携をして一人ひとりの可能性を“伸ばす”。子どもたちの主体性を育むため、保育士は4つの過程を大切にしています。

園の周辺は色鮮やかな花々や秋になると実をつけるクヌギなど、自然に恵まれた環境が充実。季節の移ろいを日々の生活で感じながら、考える力や感じ取る力を高めるために必要な、「心」を育てる教育を大切にしています。

感じたことをのびのびと表現できるよう、温かく包み込むような保育を基本にしています。さらに、感性を磨くために絵本の読み聞かせなど物語に触れる機会もたくさん用意。発想を褒めて伸ばすことで、子どもたちの自信を育みます。

体を動かしたり、手先を使ったり、頭で考えたり――どれかひとつに偏ることなく、1日を通してバランスのとれた活動に取り組めるよう心がけています。こうした日々の積み重ねが、子どもたちの個性や長所を引き出すきっかけになるからです。

保護者の方々が安心してお子さんを預けて働けるよう、しっかりと連携を取り合い、一人ひとりの成長をともに大切に見守ります。そして、日々がんばる保護者の方々の支えになれるよう、どんなときも味方でい続けたいと考えています。

保育園は、子どもたちにとっての“第二のおうち”。天井が高く広々とした空間で毎日安心して心地良く過ごせるよう、保育者が常に目を配っています。そして、施設や設備は清潔に保たれているか、安全性が確保されているかの確認も怠りません。